おでこの脂肪注入は1回では定着しないのでしょうか?

渡韓しておでこの脂肪注入を受けようと考えていますが、2回注入しないといけないと言われました。一般的に複数回が基本で、1回で定着させることは難しいのでしょうか?

おでこの脂肪注入を複数回で計画するのは定着しないという理由ではなく、しこりなど失敗のリスク回避のためですが、当院では1回で満足される方が多いです。

おでこの脂肪注入が定着しない原因

おでこの脂肪注入で2~3回くらいに分ける計画は、それほど珍しくはありません。その理由は、1度に大量の脂肪を注入しすぎると定着しないで壊死し、しこりになってしまうからです。
注入した脂肪が定着するには、注入後に十分な酸素や血流を行きわたらせる必要があります。無理に1回の施術で終わらせようと大量の脂肪を注入すると、皮下はぎゅうぎゅうのすし詰め状態になり、栄養の循環が滞ってしまうのです。そのため実際におでこや皮膚の状態によっては、複数回に分けることを提案するのは医師の賢明な判断だと言えます。

1回の脂肪注入で丸いおでこに仕上げる方法

そうは言っても当院では、ほとんどのケースは1回の脂肪注入で効果に満足いただけています。適切な注入量でも、1回でより多くの脂肪を定着させて効果を出すことは可能です。そのポイントは、良質な脂肪を用いること、少量ずつ丁寧に注入することがあげられます。

定着率の高いCRFを使用

当院のおでこを丸くする施術では、コンデンスリッチファット(CRF)という、不純物を排除して健康な脂肪細胞と幹細胞を濃縮した脂肪を注入します。お腹や太ももから採取した脂肪を遠心分離にかけて不純物を取り除くのですが、その際に適度な荷重が加わる特許技術を用いたウェイトフィルターで老化した脂肪細胞も粉砕して分離。健康な脂肪だけが残り、定着に欠かせない幹細胞も体積当たりの密度が高まります。これにより、約80%という高い定着率が期待できます。

細かく分散注入

脂肪はただ注入すれば良いわけではありません。それが1回あたりの適量であっても、塊で注入すると表面にしか栄養が届きません。そのため、より多くの脂肪を定着させて1回で満足いく効果を出すためには、細かく分散して注入することがポイントとなります。
脂肪注入の技術指導機関でもある当院では、脂肪が壊死しないような注入技術で施術することが可能です。

クリニック選びは様々な視点から

おでこのボリュームを出す方法にはヒアルロン酸注入やプロテーゼの埋め込みもありますが、ヒアルロン酸は繰り返し注入する必要がありますし、プロテーゼは大掛かりな手術が必要で、傷跡も残ります。
その点、脂肪注入はヒアルロン酸と違って定着すれば効果は長期間持続しますし、自然な仕上がりです。おでこのダウンタイムも内出血が少なくお化粧で隠せる程度で、痛みや腫れも3日間程度と、プロテーゼに比べると軽度と言え、美容先進国の韓国でもおでこの脂肪注入は人気の高い施術です。
ただし脂肪注入にも、しこりのリスクや脂肪吸引のダウンタイムがデメリットとしてあります。注入脂肪や注入技術、脂肪吸引の技術やダウンタイムのケア方法など、様々な視点から納得でき信頼できるクリニックを選ぶことをおすすめします。

情報提供医師

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安部 光洋医師(THE CLINIC大阪院長

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